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読む人によって、よく批難されることの多い、財布泥棒少年とお母さん。
その少年の行く末が、今回の作品で明らかになると思い、ちょっと怖いような気がしていました。
なぜなら本編の星守る犬が、あまりにも美しく切ない物語で、最後にちらっと映る少年、お母さん、ミクちゃんは、それぞれの毎日を生きている。その短い描写が、多くの読者にそれぞれの想像をさせ、
「お母さんが介護の勉強をしているなんて、お父さんを見捨てておいて」
「あの少年が財布を盗まなければ、お父さんとハッピーはもう少し幸せになれたかもしれないのに」
などの気持ちも呼び起こしたと思うのです。
少年の事をお父さんは責める気持ちは無い。ただ悲しいと言っている。
それにもかかわらず、です。
お父さんには、お母さんを責める気持ちももうなかったのでしょう。
でもお母さんを責める人は、います。
続編が待ち遠しい一方で、複雑な思いがひとつ。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で、主人公達が結ばれることなく終わる茶川と踊り子の切ない恋が、「続・ALWAYS〜」であっさり結ばれるハッピーエンドで、嬉しい半面、なんだか余韻や想像を途中で中断されたようなもやもやした気持ちになったのです。
続編で少年の生き様が事細かに明かされることで、本編の星守る犬の余韻を奪いはしないか、それが心配なのです。
少年が哲男という名前を持ち、ハッピーという名のパグと一緒に人間性を取り戻していくことは、喜ばしく、読んでいても嬉しいのですけどね。
少年のその後が私も読みたい、なんて書いておいて矛盾していますが。
続編はいつになるのでしょう。
おじいちゃんとやっと会えても泣かなかった哲男くんが、涙を見せる日は来るのでしょうか。
お父さんの行方はわからないと思うのだけど…(だってお父さんはあんなに自分の痕跡消してるし)。
長々とすみません。大阪いや〜んばか〜んの感想とは当然のことながら違うテンションで、申し訳ないです。
大阪いや〜んばか〜んの感想で一人だけ野菜、と書いたのは、白菜って書くとネタバレだと思ったんですよ、村上先生!星守る犬と同じでここでネタバレしちゃダメじゃないですか(笑)。でも漫画を読んでもらいたいですよね。
あ、最後になりますが、彼と11月22日に入籍します。エヘッ。
寒くなってきましたが、お仕事頑張って下さい。また感想書かせて下さい。
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