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村上先生、おひさしぶりです。
じつはいま話題にあがっている中条先生は私の母校の先生でして、
私もいくつか中条先生の授業を聴講いたしました。
もう10年以上も前のことになりますが、中条先生は当時まだ助教授さんでしたが、
フランス語のクラスで『ぱじ』のことを熱く語られたことを私はいまでも憶えています。
「四コマという制限された空間において、祖父と孫娘の感情があれほど濃密に表現されているのは驚異的」というようにおっしゃていました。
ところで私も「隠れK」さまとほぼ同様の理由でペットショップが苦手です。
犬は大好きなのに、街を歩いていてペットショップが目に入ると、
思わず目をそらしてしまいます。
その意味で、「隠れK」さまがおっしゃるように、あの『星守る犬』の作中での
ペットショップの女の子には共感がもてます。
たとえそれが客観的には愚直な正義感でしかなくても、処分される運命にある犬のために
あのようにしてしまう、せずにはいられない感性は、現代社会を生きるにあたっては
不要な、いや、むしろ邪魔にしかならないものであろうとも、人間として生きることの
ためには、絶対に否定されてはならないものだと思います。
さて、次号で「哲男編」は完結ですね。
いまから村上先生が「彼ら」のためにどんな結末を用意されているのか楽しみです。
ウチのワンコは、かろうじてまだ生きていてくれています。
もうじき15歳になりますが、「彼女」の晩年を見るにあたって『星守る犬』に出逢えた
ことは、私の最高の僥倖だと思っています。
少なくとも、「後になって絶対に後悔しないペットとの接し方」を、私に教えてくれたのですから。
おそらくはアシスタントさんもつけておられず執筆されている先生が、
その合い間をぬってお返事くださると思うと、本当にしあわせです。
まだまだ言いたいことはあるのですが、それはもう少し村上先生の作品を読んでレビュー
を書かせていただくときまで貯めておこうと思います。
お体に気をつけて、がんばってください。
いつもながら長々とすみませんでした。
PS.村上先生のおっしゃった「一病息災」っていい言葉ですね。
ずーっと病気ばかりしている私の座右の銘となりました。
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